【愛西市】鷹場町の老舗「水谷酒造」が火災からの再建へ。クラウドファンディング開始!

愛西市鷹場町にある水谷酒造株式会社が、2024年5月の火災で酒蔵を全焼したことを受け、酒蔵の再建を目指すクラウドファンディングを2025年6月30日から開始しました。創業180年以上の歴史を持つ老舗酒蔵が、未来に向けて新たな一歩を踏み出します。

火災で焼失した水谷酒造の跡地の様子

プレスリリースより

プロジェクトの中心となるのは、27歳の女性醸造家・後藤実和さん。火災によって貴重な設備や酒造りの資源を失った水谷酒造ですが、後藤さんをはじめとするスタッフの強い想いにより再建が始動。

再建を語る若手女性醸造家・後藤実和さんと全焼を伝える見出し入りのビジュアル画像

プレスリリースより

愛知県内の4つの酒蔵――山忠本家酒造(義侠)、鶴見酒造(我山)、山崎合資会社(奥)、関谷醸造(蓬莱泉)による「共同醸造」の協力も得て、新たな挑戦に取り組んでいます。クラウドファンディングは「READYFOR」上で展開されており、目標金額は2,000万円。8月28日までの期間中に目標に達した場合のみ資金が受け取れる「All or Nothing」方式で行われています。

水谷酒造の女性醸造家・後藤実和さんのポートレートと、2024年の火災から再建を目指す想いを綴ったメッセージ

プレスリリースより

支援者には、今回の再建プロジェクトのために関谷醸造と共同で醸した限定酒「千実 山藍摺(やまあいずり)生酒」や、地元産の新米「あいちのかおり」、無添加のトマトジュースなどが用意されています。

水谷酒造のクラウドファンディング支援リターン品、限定生酒・新米・無添加トマトジュース

プレスリリースより

水谷酒造の代表取締役である水谷政夫さんは、火災で全てを失った状況の中でも、後継となる若手醸造家たちの想いを受け止め、再建を後押ししています。また専務取締役の立松豊大さんは、農業法人「アグリ・サポート」の代表として酒米の供給を続けるほか、資金面や設備の手配など実務面からも支援し、再建を力強く支えています。

水谷酒造代表・水谷政夫氏と、支援者であるアグリ・サポート代表・立松豊大氏のプロフィール写真と紹介文

プレスリリースより

再建プロジェクトに関する詳細や支援の方法は、READYFORのプロジェクトページから確認できます。地域の伝統を守るために始まった今回の取り組み。クラウドファンディングの締切までに、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

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プレスリリース

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